エンクレストマンションが展開する福岡市は中世からの商都「博多」と
近世(江戸時代以降)以来の武家町「福岡」を擁する双子都市として発展しました。
(室)
「さて、今日は引続き大博通りを歩くか・・・・。大博通りは、我等博多商人と豊臣秀吉公、即ち太閤殿下が協力して行った博多復興事業『太閤町割り』に由来するものじゃな。」
(湛)
「はい。1587年に太閤殿下が薩摩国の島津氏を従えると、九州の戦国時代は終わりを告げました。そこで、経済を重視する太閤殿下が真っ先に取り組まれたのが、戦火を蒙った博多の復興だったわけです。」
(室)
「太閤殿下は、博多を堺と並ぶ自治都市として引続き公認し、商業の更なる振興を望まれていたが、一方で後の朝鮮半島出兵を踏まえて、博多を復興して兵站基地として整備し、有事には我等博多商人にも協力させようという腹積もりであったのかも知れぬな。」
(湛)
「そうですね。現在の大博通りを『一小路(市小路とも)』として区割りの基点とし、町全体を袈裟に例えて七つに分け、『流』と称しました。皆様もご存知の様に、この『流』という名称は現在の博多山笠にも受け継がれています。」
(室)
「それにしても、大博通りは福岡市随一の大通り。名前の由来である『大きな博多の通り』というのも肯ける。」
(湛)
「良くご存知で!」
(室)
「ここは、地下鉄祇園駅の入口か?」
(湛)
「はい。余談ですが、現在急ピッチで駅ビルの工事が行われている博多駅ですが、現在の場所に移転したのは昭和38年12月のことであり、建物としては3代目なんです。」
(室)
「ほう、それは初耳だ。」
(湛)
「現在のJR鹿児島本線は、もともと明治時代に私鉄の『九州鉄道』として開業した路線であり、初代と2代目の博多駅は現在の地下鉄祇園駅付近に置かれていたんですよ。」
(室)
「では、かつては大博通りの真ん中に博多駅がそびえていたわけだ。今では面影もないな・・・・。」
(湛)
「初代の駅舎は現在のJR直方駅(旧JR吉塚駅とも)の駅舎として移築されたと伝わっています。2代目の駅舎も保存が検討されましたが、結局解体されたそうです。」
(室)
「なるほど。大博通りを知れば、博多の町の移り変わりを知ることが出来るということじゃな。」
(湛)
「そうなんです。博多区役所や博多警察署は、旧博多駅があった地下鉄祇園駅から程近い場所にありますし、大博通り北端にはマリンメッセ福岡・福岡サンパレス・国際会議場等の大型施設が立ち並んでいます。大博通りは現在でも博多の重要な一角なのです。」
(室)
「『エンクレスト大博通り』もちゃんとあるしな・・・・。」
(湛)
「叔父さん、上手いこと言いますね!次はボクが住んでいた奈良屋町に行きましょう。」
(室)
「確かここには宗湛の屋敷があったはず・・・・。ありゃ、博多小学校?」
(湛)
「そうです。かつてのボクの屋敷は博多小学校になって、未来を担う博多っ子が勉学に励んでいます。」
(室)
「我々の時代と同じように、この博多から世界へ飛翔する人材が登場すると良いな・・・・。」
(湛)
「そうですね・・・・。」
(室)
「大博通りと反対側の入口に回ると・・・・。おや、今度は神社があるぞ?」
(湛)
「これは、太閤殿下を祀る豊国神社です。太閤殿下はボク達博多の人間にとっては、町の復興を手援けしてくれた大恩人。朝鮮半島への出兵の件では、叔父さんと衝突した(島井宗室は交易相手国への出兵に反対した)こともありましたけど・・・・。博多復興事業の成果は、何物にも代えがたいと思い、屋敷内に神社を建立したわけです・・・・。」
(室)
「宗湛は『太閤晩年の側近』とか、『西軍ひいき』『石田三成と昵懇』とも言われるほどの豊家ひいきじゃからのう・・・・。あの世で太閤様も喜んでおられよう。」
(湛)
「ハハッ、そうですね。今度は現在の蔵本交差点から石堂大橋へ向いましょう。」
(湛)
「おや?叔父さんの屋敷も見当たりませんが・・・・。あっ!?郵便ポストの前に石碑がありますね・・・・。島井宗室屋敷跡?」
(室)
「我等の活躍した16世紀から400年以上も経ったのじゃ。宗湛の屋敷同様に、私の屋敷も様変わりしてビルやガソリンスタンド等が建っておるぞ・・・・。私も、かつての敷地周辺にある『エンクレスト中呉服』へ引っ越したのじゃ。」
(湛)
「なーるほど。それは賢い。」
(室)
「セキュリティ万全で、私の大事な茶器も安心・・・・。おまけに博多駅や天神は勿論、歴史豊かな聖福寺や妙楽寺にも近い。エンクレスト中呉服はまさに理想の庵よ!」
(湛)
「この周辺は、『エンクレスト中呉服』『エンクレスト大博通り』『エンクレスト奈良屋』と、エンクレストマンションが充実していますから、お好みに合わせて選んで頂けますね。しっかりした造りのエンクレストマンションなら、叔父さんのイビキで他人様に迷惑をかける心配もないですしね。」
(室)
「だまれえっ!」
[続く]