~「あきんど」が語る商都・博多 編~

2010 年 1 月 9 日

(室)

「あけましておめでとうございます。私は島井宗室。博多を中心に貿易業や土倉・酒屋を営んでおります。趣味は茶の湯を少々。黒田如水様のご推挙で皆様の案内役を引受けさせて頂きました。そして、横にいるのは神屋宗湛。私とは遠戚に当たる博多商人であり、私と同じく茶を嗜む数寄者でございます。」

(湛)

「叔父さんは相変わらずカタいなぁ。そんな硬い言い方では皆様に意味が伝わりませんよ。改めまして、ボクは神屋宗湛です。皆様、あけましておめでとうございます。因みに叔父が言った『土倉・酒屋』というのは、平たく言えば金融業者のことなんです。それに、ボクや叔父の茶の湯は趣味と言っても、茶の点前は博多一と言っても過言じゃありません。本当は『日本一』と名乗りたいとこなんだけど、堺商人の津田宗及殿や千宗易殿には茶の点前ではかないませんもので・・・・。」

(室)

「軽々しく博多一などと言うでない!叔父として自分は恥ずかしい!」

(湛)

「この通り、堅い性格の叔父と軽い性格のボクで進めます故、至らぬ部分がありましたら、ご容赦下さいますよう・・・・。」

(室)

「オイシイ部分だけ持っていくな!」

(湛)

「まあまあ・・・・。では、とりあえず今の御世を博多駅から大博通りを北西へ歩くことに致しましょう。」